KODOMO_KYOIKUの日記

30代、子育て・教育に奮闘している関西出身夫婦です。

MENU

人の気持ちを教える

子どもに他人(お友達)がどう思っているか、感じているかを

教えることって難しいです。

f:id:KODOMO_KYOIKU:20220831120021j:image

もし、自分の子が、お友達を叩いてしまったとして、

それはダメだよっと教えるとき、「自分がされたらどう思う?」と

言うことが多いと思います。私もそうでした。

しかし、未就学児の思考回路では、自分に置き換えて物事を判断することは

難しく、自分がされたら、とはうまく考えれないらしいです。

「嫌だと思う」と答える子もいますが、それは過去同じような怒られ方をして

「嫌だと思う」と言うことが正解だと知っているから、そう答えているみたいです。

本当に嫌だと感じて、答えられていないということです。

 

じゃあ、どうやって人の気持ちを伝えて、された側の気持ちを理解することが

できるかというと、「自分がされたら」ではなく

「大切な人がされたら、あなたはどう思いますか?」と教えてあげてください。

 

叩いてしまったケースで、具体的に書きますと、

「パパ(ママ)が誰かにバンって叩かれちゃった。どんな気持ち?」です。

子どもは自分の大切な人、大好きな人が傷つくのはとても嫌です。

親が他の赤ちゃんなどを見てかわいいねーというと嫉妬する気持ちと一緒で、

子どもにとって、パパやママは世界で一番大好きです。

そんな、大切な人がいじめられていたら、子どもは嫌なので、

「嫌だと思う」という考えになります。

少し遠回しになってしまいますが、他人の気持ちを教えるには効果絶大です。

「叩いちゃったら、誰かが嫌な気持ちになるんだよ。ダメなんだよ。」と

伝えてあげることができます。

そして、叩かれた子に謝るのも、まずは子どもに謝ることを促してください。

なかなかうまくごめんね、が言えなくてもOKです。そのときは親や大人が

ごめんねを代弁してあげてください。すると悪いことだったことを再認識

してくれるようになります。

なかなか一発では理解してくれませんが、伝え続けることが重要です。

 

皆様も大切な人に置き換えて、気持ちを考えてもらえるよう、

実践してみてください!!!