KODOMO_KYOIKUの日記

30代、子育て・教育に奮闘している関西出身夫婦です。

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叱らない子育てとは。叱る=ダメ ではない!

叱らない子育てとは、なんなのでしょうか?

躾をする=叱る、をやめるということです。

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私たち夫婦も子どもに叱ってしまうことがあります。

今回伝えたいのは、叱る=ダメなことではなく、

どのように叱るのがいいのか、どのように伝えることがいいのか、

になります。

 

まず、強く叱って(怒って)直してほしいことを伝えたとき、

実は子どもにとって、大事なことは伝わりにくい状態になります。

 

それは恐怖を感じると、脳が委縮した状態になり、

内容がインプットされにくい状態になるからです。

さらに叱られた内容が、叱られて怖かったという印象になります。

「叱られて怖いのが嫌だから、その行動をやめる」となります。

一見、行動をやめるのであれば、OKなのでは?と思いますが、

怖い人(対象)がいないと、再発してしまいます。

これでは大事なことが伝わっていません。

 

ですので、内容よりも先に「怖い」がきてしまう伝え方は良くないのです。

では、叱ること全てが良くないのか。そうでもありません。

冷静に叱ることがができれば、良いのです。

冷静に端的に、行動・内容について叱ることは怖いよりも、

内容が先に伝わりますので、これは良しとされています。

 

しかし、叱ったほうがいいこと、叱らないほうがいいことがあります。

 

自分の命や、ケガ、危険に伴うことは、しっかり叱ることが重要です。

ごはんをしっかり食べなさい!や、片付けしなさい!などの危険ではないことは

なるべく叱らないようにしましょう。

なんでもかんでも叱ってしまうと、

子どもにとって、何が大事かボヤけてしまうためです。

 

でも、親の言うことをなかなかしてくれなかったら、

どうしても叱ってしまいますよね。お気持ち、非常にわかります。w

 

違う言い回しをするだけで、言うことを聞いてくれやすくなることがあります。

叱るストレスも減りますし、叱らなくても、行動してくれればOKなので、

そのポイントを2つ記載します。

 

①:目的をずらす

  公園で遊んでいて、家に帰ろうかというと、嫌だー!となります。w

  今回のケースで、目的は家に帰るですので、

  「家まで競争だ!」とか、「そろそろおやつの時間だ!」と

  「帰る」というワードを言わないだけで、帰ってくれたりします。

 

②:具体的に言う

  ごはんを食べなさい!ですと、色々あるなかこんなにいっぱい食べられない!

  という思考になってしまうようです。ですので、具体的な小目標を立ててあげ、

  「この小分けしたお皿の上から食べていって」と

  小さな目標を、具体的に指示してあげてください。それの繰り返しで

  完食を目指します。

  具体的な小目標をクリアしていけば、子どもも達成感を感じることができます。

 

上記のように、叱ることが悪なのではなくて、どのように叱るか、

叱るべきポイントはどこなのかを夫婦で話し合い、それにそった子育てを

実践していってください!!!