子どもの気持ちを聞き出す方法
タイトル、【子どもの気持ちを聞き出す方法】と記載させていただきましたが、
悪いことや、直してほしい行動をしたときに、
「どうしてそんなことしたの?」と行動した理由を知りたいものです。
そんなとき、子どもは正直に気持ちを発信してくれるでしょうか?
大体「どうしてそんなことしたの?」と聞くシーンは、
ダメだよっと叱られるシーンが多いと思います。
そのようなシーンでは子どもはうまく発信できないようです。
普通に聞くだけでなく、うまく聞き出す方法を発信させていただきます。
今回発信させていただくのは、あくまでも子どもが悪いことをしたときの
シーンに限ります。
子どもは、良くないことをした後に
「どうしてそんなことしたの?」と聞かれたとき、
「あ、叱られている!」と無意識に感じているようです。
やはり自分で良くないことしたという意識は少しあるからです。
その時に、過去叱られたことのある子(ほとんどだと思いますが。)は
未来の恐怖を感じて、脳が委縮してしまいます。
つまり、「どうしてそんなことしたのか」理由について、
うまく考えられない=わからない、になってしまい、
「わからない」と回答してしまうのです。
私たちの娘も、前に「どうしてしたのか、わからない」と回答していました。
今となっては、反省です・・・。
つまり、子どもの恐怖感を取り除いてあげれば、頭の整理ができ、
物事について考えられるようになります。
怒られない=叱られない=恐怖を感じない シチュエーションをつくってあげます。
どうすればいいのかというと、
「怒らないから」と付け加えることです。
つまり、「どうしてそんなことしたの?怒らないから教えて?」と聞くのです。
怒りながら聞いてはダメですよ。
そして、怒らないと約束したのですから、絶対に怒らないでください。
約束破りは、子どもが信用してくれなくなります。
冷静なトーンで、まず起こった事実を伝えます。例えば、
「弟のこと、今叩いたよね?」と。叩いたということをまず認識してもらいます。
自分のしたことを認めたあとに、
「怒らないから。なぜしたの?どんな気持ちだったから?」と聞いてあげてください。
親でも気付けていない、「弟に**されてそれが嫌だったから」を
言ってくれるかもしれません。
我が家のシーンで、7歳娘が1歳息子を突き飛ばしたかのように見えたとき、
どうして?と聞くと
「私の服、小学校から帰ってきたから綺麗じゃないでしょ?弟が舐めたら汚いから」
と言いました。なるほど!優しいところもあるではないか!!!
でも突き飛ばすのは良くないね、と諭しました。
子どもは恐怖感がなければ、正直に気持ちを教えてくれます。
怒りに任せるのではなく、しっかり子どもに向き合ってみましょう!!!