他の子と比べるのは、良くないのか。
親になると、どうしても自分の子がどうなのか、
他の子と比べてしまいますよね。
はっきり言って、他の子は他の子。うちの子はうちの子。と
思いますが、実際はそうではないですよね。
果たして他の子と比べること自体、悪なのかそうではないのか、
ということを今回記載させていただきます。
結論から申し上げますと、比べていいです!
自分たち親と子どもだけの世界で生きていては、
なかなか気付けないこともあります。
あの子はしっかり挨拶できるなー。とか、
あの子は片付け頑張っているのに、うちの子は片付けしないなー。など
他の子と比べるから、気付けることもあります。
その気付いたことを実践できるように、
子育てをしていく必要があるのですが、
比べて気付いたことを教えてあげる際の注意点があります。
それば、他の子を例にあげて教えてしまうことです。
例えば、
・あの子はしっかり挨拶できるよ。○○君も挨拶できるようにしようね。や、
・あの子は片付け頑張っているよ。片付けしないとダメだよ。と
他の子ができるから、君もできるようにならないと。っという
教え方はNGです。
それは子どもの自尊心が削がれてしまうからです。
もし、上記のような指導をしてしまうと、あー、自分はダメなんだ。とか
自分はできない子なんだ。と落ち込み、自信がなくなってしまいます。
他の子と比べるのはOKで、お手本になる子を見つけて、
教育していくのはいいことです。
他の子と比べて、指導することが良くないことなので、
これだけは気をつけてください。
できていなかったことを教えてあげるときや、指導してあげるときは、
他の子には一切触れず、そのことだけに注目して教えてあげればいいのです。
・挨拶するとお互い気持ちが良くなるよ。挨拶できるようにしようね。
・綺麗なお部屋は気持ちがいいよね。片付け頑張ろうね。
と、できていないことのみに注目して、教えてあげればいいのです。
他の子は他の子。うちの子はうちの子。
みんな違ってみんないい。十人十色です。
子どもにはそれぞれ個性があって、2人目、3人目でも前例は通じず
ほぼ初体験です。
その子はその子の良さがありますので、
その子の長所に注目して、寄り添ってあげましょう。
また、他の子を見て気付いたことも、比べて教えることはせず、
良くない事柄だけに注目するように意識しましょう。
他の子と比べすぎて、劣等感を感じすぎないように心がけて、
引き続き、子育てを楽しみましょう!!!