【叱り】が伝わりにくい。何度も叱ってしまう。
お子さんへの注意や、叱るシチュエーションはどうしても
日々存在します。
もう何回言ったらわかるの!といったように、
大人がイライラしてしまうことも、少なくないでしょう。
何回言っても、繰り返してしまうお子さんですが、
そもそもその注意や叱りが、
ちゃんとお子さんへ伝わっていない可能性があると
調べるとわかってきました。
今回はそんな【伝え方】について、ブログ発信させていただきます。
まず、お子さんが叱られるようなことを繰り返ししてしまう
原因の一つに、【注意を惹きたい】があることを忘れてはいけません。
おとうさん、おかあさんに、こっちも見てほしい。
かまってほしい。など、一緒に遊びたいや、嫉妬などが原因で
イタズラしてでもいいから、注意を惹こうとするパターンがあります。
そんなシーンで、怒鳴りつけたりしてしまっては、
子どもも悲しいですし、大人の対応も残念になってしまいます。
イタズラを繰り返しているとき、
【この子と最近時間とれていたかな?】と
関わってあげられているかを、まず見つめ直しましょう。
充分遊んであげていて、これは注意を惹きたいからではないと
明らかな場合で、注意や叱りが何度も起こるパターンでは
【注意した・叱った内容が、子どもに伝わっていない。】可能性があります。
例でいきますと、
走ってはいけないところで、お子さんが走ったとします。
そこで大人は「走ったらダメ!」と注意しがちです。
その注意を聞いたお子さんは、一瞬だけ止まり、また走り出す。
そして、「何回言わせるんや!」になってしまいがちです。
子ども年齢が低ければ低いほど
「走ったらダメ」=「歩こう」に結びつかないみたいです。
走るのはダメか。止まろう。止まっている間にだんだん薄れてきて
また走ってしまうのです。
つまりダメなことをダメと言うのではなくて、
具体的な良い方法を言ってあげることが重要なのです。
つまり、例のパターンだと、「歩こうね」になります。
こうするといいよ、と具体的に伝えてあげることによって、
どうしたらいいのかに、結びつきやすくなります。
玄関で出かける際も、なかなか靴を履かないシーンで、
「ほら、靴!」と言いがちですが、
子どもは靴を履かなきゃ!に結びつかなく
「靴がどうしたの?」になってしまいます。
このパターンは、「靴を履こうね。」です。
大人がイライラしているときに感情コントロールが難しいですが、
いきなり叱り口調で言うのではなく、
最初のうちは諭すような言い方でいってあげることによって、
脳が恐怖に陥らなくなり、聞けるようになります。
大人も言い方を意識すれば、
おのずと叱らなくてもよくなってきますので、
大人の心も安定してきます。
以上、【叱り】が伝わりにくい。の改善方法でした。
ありがとうございました!!!