【言われたことを守るようになる】には
叱っても、注意しても
約束事を守れないお子さんへの対応に困っていませんか?
今回はそんなお子さんへの対応方法について
ブログ発信させていただきます。
静かにしてほしい場所で【静かにね】と約束したのにすぐ騒がしくなったり、
【お片付けしてね】と約束してもできなかったり、
このようなときには、どうすればいいのでしょうか?
まず子どもの心理ですが、自分の状態が
正しいのか、間違っているのか、判断がつかないのです。
つまり、静かにしている、片付け始めた、自分の状態が
正しいかどうかを、他人に言われないとわからないのです。
ですので、言われたことを守っもらうには正しい行動をしたときに
それを認めてあげることが重要なので、
【できた一瞬でもいいから、褒めてあげる】のが良いそうです。
静かにしてほしいときに、「静かに」というと
一瞬は静かになりますよね。
その約束を守っている一瞬に褒めてあげてください。
・静かにできるじゃん!
・片付けできたじゃん!
など。
好ましくない状態から、好ましい状態に変わった瞬間に
褒めてあげることによって、
好ましい状態=正しい状態=良い子にできた。と子どもは認識してくれます。
しかし、一瞬だけしか約束を守ってくれなく、
持続しないことも多々あります。
そんなときの効果的な方法は、
【追加で褒める】です。
あ、そろそろ飽きてきたな、騒ぎそうだなという
タイミングで、
「まだ静かにできているね」と追加褒めをしてあげます。
子どもは、忘れっぽいので
言われたことが抜けていってしまいますので、
追加褒めをしてあげると、約束事を思い出し、
また集中力が戻ってきます。
この追加褒めをしてあげると、
子どもも、言われたことを守りやすくなりますし、
大人側もガミガミ言わなくて良くなりますので、ストレス軽減になります。
約束を守れた瞬間、変わった瞬間、褒めてあげる。
そして、また好ましくない状態になりそうなときに
追加褒めをしてあげることが、効果ありとのことです。
また効果的なのは具体的に言ってあげるのが良いです。
・これくらいの声ならいいよ(ひそひそ)
・積み木から片づけてごらん?
などと具体的に言ってあげることで、取り組みやすかったりしますので、
ぜひご参考ください。
以上、ありがとうございました!!!