方向づけ プラスの言葉で
子どもに何かをやる気、やってほしいと思っているときに、
「あれ、しなさい」
「これ、しなさい」と言っても、やる気にならないことがあります。
そういうときは少し言い方を変えて、
「ありがとう」
「助かったよ」
「うれしいよ」
という言葉で方向づけをしてあげるという方法があります。
例えば、リビングが散らかっていて、
子どもがなかなか片付けをしないとき、
どう言えば良いのか。
はやく片付けなさい!では、
叱るや怒るの分類となってしまい、
最初は言うことを聞きますが、
そのうちに反発するか、
親の顔を見るようになり、
最悪は、自分の存在は親を不機嫌させるといった
自己嫌悪になってしまいます。
逆に、
「ありがとう」
「助かったよ」
「うれしいよ」
といった言葉で方向づけをしていくと、
時間はかかりますが、
自分の存在は役に立つんだ!
親を喜ばせることができるん!
と、自分が好きになり、自己肯定感が育っていくようです。
片付け自体、なかなか進みが遅く、
現実的には難しいかもしれませんが、
片付けする時間を長めにとってあげたりなどを工夫して、
子ども自身で行動できるような、
生活を心がけていこうと考えさせられました!